2020年9月23日 (水)
2020年8月30日 (日)
2014年11月26日 (水)
青い色の花達(紫紺野牡丹・桔梗・メドーセージ・露草・大紫露草・ストケシア)
何故青い色をした花に惹かれるのでしょうか? 以前ヒマラヤの青いケシを見に中国四川省の九寨溝に行こうと誘われ神秘的な 『ヒマラヤンブルー』 の花に会いたいと浮き足立っていたのですが、中国四川省で地震があって計画は中止になってしまったことを何となく思い出していました。・・・が、我が家にも青い色の花達は沢山居た事に気が付きました。
紫紺野牡丹(シコンノボタン)
ノボタン科 ティボウキナ属の常緑低木
原生産地ブラジルでは常緑性ですが我が家では庭植えしているのですが冬になると落葉してしまい、寒さに弱いので発砲スチロールの箱で囲いをして防寒してあげていますが凍えてしまっていないか春になって芽吹きを見るまではとっても心配です。手の焼けるひ弱な花木ですが、綺麗な紫紺色の花が咲いて呉れるので大事に育てています。とても上品な花ですが雄しべは、すごく変わっていて蜘蛛の足の様にクネクネト曲がっていて英名では『 スパイダー・フラワー 』と云います。
↑花びらの覆いを脱いでスパイダーに変身 ! ??
桔梗(キキョウ)
キキョウ科 キキョウ属の多年草
秋の七草のひとつであまりに有名で、青色の和の雰囲気満点の花です。つぼみのときは可愛い風船のようにふっくらして見えるので、英名は『 バルーン・フラワー』 と云われ、加賀千代女も 『桔梗の花 咲く時ぽんと 言ひそうな』 なんて詠んでなんか微笑ましい感じのする花です。
↑ 雌しべ
↑ 雄しべ
↑ 風船の様な蕾も
白色もあります
メドーセージ
シソ科 サルビア属 の宿根草
サルビアの仲間のハーブで濃い青紫色の花が1.5メートルほどの高さの株に沢山咲きます。何だか ガァオー と大きな口を開けた爬虫類の様な顔をして我が家の庭で勢力を拡大している様です。繁殖力旺盛な宿根草で抜いても、抜いても毎年揃って ガァオー っと顔を見せます・・・勿論 噛みつくことはありません (*^-^)。
露草(ツユクサ)
ツユクサ科 ツユクサ属の一年草
二つ折れになった苞の間から青色の花が朝露を受けて次々に咲き始めて午後になるとしぼんでしまいます。 花びらは3枚あるのですが2枚は青くて大きく、残りの1枚は小さく白い色をしています。雄しべも6本あるのですが、2本は長くて花粉を出しますが、 残りの4本は黄色くて目立ちますが、花粉は出さない仮の雄しべです。一つの小さな花の中でもちゃんと分かれて役割分担しているのでしょうか?
露草には、とってもたくさんの別名があるのです。
藍花(あいばな)✿青花(あおばな)✿移草(うつしぐさ )✿月草(つきくさ)✿蛍草(ほたるぐさ))✿縹草(はなだぐさ)✿帽子花(ぼうしばな)✿鴨頭草(つきくさ)✿鴨跖草(おうせきそう) 一体いくつあるのでしょうか?それだけ古くから色々な処で愛でられていた証しなのでしょうか? 私、個人的には ほたるぐさ が好きです。
大紫露草(オオムラサキツユクサ)
ツユクサ科 ムラサキツユクサ属の多年草
草丈50㎝~1m、花径4~5㎝と大きく勢力旺盛です。どこからやって来たのか我がもの顔で、我が家の庭のアチコチに陣取って大きく伸びた葉っぱが倒れチョッと手を焼いています
ストケシア
キク科 ストケシア属の宿根草
別名:ルリギク
ヤグルマギクにとても良く似ていますが直径10cmくらいあって大きくて派手な花が咲き、首元はギザギザとした棘の様になっていて触ると痛い目にあいます。夏の間咲いていた花も今では枯れて何だか前衛的な美しさを醸し出しています
ストケシアの今の様子はチョッと怪しげですが、芸術性は抜群でそれなりに美しくもあり、春に向かって精一杯背伸びをしている様です。
2014年11月10日 (月)
難読の花達(芙蓉・木槿・下野・百日紅・柘榴)そしてカルミア
なかなか難しくて読めない名前ですがとても美しく艶やかな花達です。
芙蓉(フヨウ)
アオイ科 フヨウ属の落葉低木
『 芙蓉 』は『 蓮 』の美称で、中国ではもともと水の中に咲くものを『 水芙蓉 』木に咲くものを『木芙蓉』と呼んでいたそうです。15cm位ある大きなピンクの優しい感じの綺麗な花が沢山咲き、美しい女性のたとえに
用いられている花で、美しくしとやかな顔立ちのことを『 芙蓉の顔 』と云い、花言葉も『 しとやかな恋人 』です。
木槿(むくげ)
アオイ科 フヨウ属の落葉低木
7cm~10cm位の芙蓉にとってもよく似た花が咲きます。芙蓉はめしべの先端が曲がっていますが木槿のめしべは真っ直ぐに伸びていて、枝も真っ直ぐ上に伸びながら成長するので、横にはあまり広がらなくて樹の形が縦長な感じがして、性質も強くて排気ガスなどの公害にも良く耐えるので、高速道路沿いに植えられているのをよく見かけます。
下野(シモツケ)
バラ科 シモツケ属の落葉低木
下野国(栃木県)で最初に発見されたことから『 下野 』と名づけられたそうです
5枚の花びらの小さな花がこんもりとドームの型に沢山集まって咲きます。花びらの中から沢山の雄しべが我先にと背伸びをするように顔を覗かせ花びらにを覆って花の色が淡いピンクに染まります。
百日紅(サルスベリ)
ミソハギ科 サルスベリ属の落葉中高木
フリフリの沢山付いた花びらは、可愛い踊り子達がとっても楽しそうに踊っている様です。
木登り上手な猿でも、滑って落ちるほど、樹がツルツルと滑らかことから『猿滑り』という名前になった様で中国原産す。日本では古くから、夏7~9月の3ヶ月(百日)の 間中 紅い花が咲き続けるので『百日紅(ひゃくじつこう)』と呼ばれていた様で、漢字では『百日紅》という字を当ている様です。
カルミア
ツツジ科 カルミア属
別名はアメリカシャクナゲ(アメリカ石楠花)
金平糖の様な形の赤い蕾が沢山集まって、花開くと内側は白くてパラソルを広げた様になりとっても愛くるしい花です。今年は花の時季に雨の日が多く気が付いたら満開の時季が終わっていて可愛い姿にあまり会えなくて残念でした
花柘榴(ハナザクロ)
ミソハギ科 ザクロ属の落葉小高木
とても鮮やかな朱色の八重の花が咲き、柘榴の中でも特に八重咲きの種類のものを『 花柘榴 』と云いますが観賞用なので実はあまり付きません。
我が家には『 柘榴 』の樹がもう1本あってこちらは実がなるのですが今年は花の咲く前に剪定をしてしまい花の姿が見られませんでした・・・残念
2014年11月 1日 (土)
大山千枚田と鴨川松島
東京から一番近い所に有る棚田が夜間ライトアップしているので行ってみようと誘われて三脚を持って千葉県鴨川市に行ってきました。棚田のライトアップまでは鴨川松島で海の景色を撮影。夜間の撮影も海の撮影も不慣れな私にとって悪戦苦闘でしたが、とっても楽しい一日でした。
大山千枚田
千葉県鴨川市の中山間部にある棚田です。こんなに近い所に棚田が有ったなんて知りませんでした。午後5時過ぎから排油を利用した3,0000本の松明と10,000個のLEDのライトが灯りとっても幻想的で綺麗でした。
鴨川松島
外房随一といわれる名勝で、大小七つの島々の様子が宮城県の松島に似ているとうたっていましたが、松島を良く知る者にとってはチョッと・・・?
海の波の起つ様子を撮るなんて初めての事。足場の悪い岩の上で一生懸命シャッターを切っていてふと気が付いたら岩場でのんびり釣り糸を垂れる人が・・・傍では子供達が釣り遊びに夢中で楽しそう、港に泊まった船が有ったり使い古した漁網にイソギンチャクが付いていたり、浜菊やツワブキが崖の傍に固まって咲いていたりなんかワクワクすることが一杯で時の経つのを忘れていたら、岩の間から日の光が射してきて、「そろそろ棚田の方に行ってみては如何でしょうか」と云って呉れている様でした。
2014年10月16日 (木)
金木犀・高砂百合・透かし百合・クロコスミア
つい先日までとても暑い日が続いていたのに、いつの間にか虫の音が聞こえてくるようになり、秋色が深まって大型の台風までやって来てしまいました。
金木犀(キンモクセ)
モクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹
ある日突然に何処からともなく漂ってくる甘い香り、毎年この芳香でオレンジ色の小花が固まって咲く金木犀の開花を知らせてくれます。一つ一つの花はとても小さく控え目なのにこの花の放つ香りはとても遠くまで漂ってゆき存在感をアピールしています
高砂百合(タカサゴユリ)
ユリ科 ユリ属の耐寒性球根稙物
白に薄紫の筋の入った、ラッパのような形の細長い花がチョッと俯き加減に横を向いて咲きます。百合の花は普通球根で増えるのですが高砂百合は花の咲いた後、長い莢を付けはじけた莢の中から沢山の種が風に運ばれて、色々なところで涼しげな花が咲くのですが連作障害が出やすく、沢山拡がって咲いてもまた何時の間にかいなくなってしまいます。我が家にも何処からかひょこり訪ねて来てくれ庭の彼方此方で咲いているのですが、いつも庭の中で移動している様です。
透かし百合(スカシユリ)
ユリ科 ユリ属の球根植物
真直ぐに伸びた茎の先に10cm位の大きな花が沢山集まって咲き華やかです。
花びらの付け根の処がチョッと細くて、隙間が見えることから「透かし」百合と云われる様になったとか・・・花びらが透けて見えるからか・・・と思っていました
花言葉は 『 注目を浴びる・飾らぬ美 』 で我が家の庭でも何気ないそぶりで咲きながらも存在感をアピールしています。
クロコスミア
アヤメ科 クロコスミア属の多年草球根植物
グラジオラスを小さくしたような鮮やかな赤みを帯びたオレンジ色の花は何だか変わった形でとってもユニーク。和名は姫緋扇水仙(ヒメヒオウギズイセン)
2014年9月24日 (水)
クレマチス・紫蘭・シラーカンパニュラータ・千鳥草の花達
秋彼岸と云うのに今更ですが、6月・7月に我が家の庭に咲いていた花達です
クレマチス
キンポウゲ科 センニンソウ属
よくお茶席の花としてに使われとても和の雰囲気のある花です。20代の頃、お花の先生が別名『鉄線』と呼ばれるこの花をデパートの画廊に活けるのをお手伝いしていて、和服の先生が水揚げの為、針金の様なこの花の茎を噛んで活けていた仕草を懐かしく思い出します。
次は何だかわかりますか ????? その後(現在)のクレマチスです
花の盛りにはあんなに優美だったクレマチスからはとても想像もつかないこの姿・・・でも何だかユニークで微笑みたくなりませんか?
紫蘭(シラン)
ラン科 シラン属の宿根多年草
蘭と云っても大げさな花ではなく、花言葉 『あなたを忘れない』 の通り、いつの間にか増えて赤紫の華麗な顔が庭の彼方此方で微笑んでくれています。
シラーカンパニュラータ
ヒヤシンス科(ユリ科)・シラー属の耐寒性球根
優しげな色合いの釣鐘型の小花が10~20輪くらい釣り下がって、ベルを鳴らしている様に揺れて咲いている姿はとても愛らしくて別名 『球根つりがね草』 とも云われています。
千鳥草(チドリ草)
キンポウゲ科 チドリソウ属
チドリが優雅に舞っている様に咲いています。 こぼれ種で増えるのですが別 名は 『飛燕草(ヒエンソウ)』 その名の通り、種が燕の様に飛んで行くらしく思いがけない処で芽を出して美しい姿を見せて呉れます。
2014年9月12日 (金)
紫陽花・トリテレイア・アリウムロゼウム・オーニソガラム・クリサンセマムの花達
今年の紫陽花は高幡不動に行って思いっきり撮って来たので我が家に咲いた紫陽花は私の怠慢もあってブログにアップしなかったのですが、せっかく綺麗に咲いて呉れたので今更ですが他の花達と一緒にアップすることにしました。
紫陽花
ユキノシタ)科 アジサイ属の落葉低木
我が家の紫陽花はとっても藍に近い濃い青色の花が多かったのですが年々青色が薄くなり最近はピンクに近い色になってきました。良く土壌が酸性だと青色アルカリ性だとピンクの花が咲くと云われていますが同じ処にピンクと青の花が並んで咲いていたのでこの説は少し違うのではと思っていたのですがやっぱり我が家の土壌もだんだんアルカリ性になったのでしょうか?
トリテレイア
ユリ科 トリテレイア属 多年草の球根植物
爽やかで清々しい感じの紫色をおびたブルーの花が細長い茎の先に数輪づつ輪になって咲き、全く手を掛けなくても毎年咲いて呉れます。
アリウムロゼウム
ユリ科(ネギ科)アリウム属の耐寒性多年草の球根植物
真っ白で可愛いこの花を初めて見た時はにんにくの花かと思いました。でもそんなに間違ってはいなかったようです。タマネギ・ニンニク・ラッキョやネギも皆同じアリウムの仲間だったのですから
オーニソガラム
ユリ科 オオアマナ属の球根植物
清楚で真っ白な花径3cm位の小さな花がたくさん咲き6枚の白い花弁の裏側には緑色の細い筋があって庭の彼方此方に咲いた花は白い小さなパラソルが沢山広がった様です。
クリサンセマム
キク科 クリサンセマム属の一年草
真ん中が黄色で周りの花びらが白いマーガレットに良く似た可憐な花です。マーガレットは多年草でチョッとがっしりした感じですがクリサンセマムは細く繊細な感じの1年草ですが零れ種から毎年可愛い花が花壇一杯に咲きます。
2014年8月 1日 (金)
フォルダーに閉じ込めてしまった庭の花達(蓮華躑躅・黄蓮華躑躅・山躑躅・黒船躑躅・皐月)
躑躅達はとても賑やかに群がって咲くのでとっても華やかです。我が家にも数種類の躑躅たちが咲き誇って庭を明るく彩ってくれますが、いずれも見事な花姿でよく見分けがつきません。一応私の先入観で分類しているのですが間違っているかも知れません。
蓮華躑躅(レンゲツツジ)
ツツジ科ツツジ属の落葉低木
鮮やかなオレンジ色の花で数輪が固まって咲くのでとても豪華で目立ちがりやです
黄蓮華躑躅(キレンゲツツジ)
ツツジ科ツツジ属の落葉低木
蓮華躑躅の黄色バージョンです。蓮華躑躅よりズーっと控え目ですが花は大きくボリュームがあります
山躑躅(ヤマツツジ)
ツツジ科ツツジ属の落葉低木
とってもキュートなピンクで蓮華躑躅より丸みを帯びて女性っぽい雰囲気があり気に入っているのですが最近樹が弱ってきている様でちょっと心配です
黒船躑躅(クロフネツツジ)
ツツジ科 ツツジ属の落葉低木
とっても優しく繊細な感じの花びらで冬枯れの庭に一番最初に春を運んで来てくれて庭がパッと明るくなります。今までズーッと山躑躅と呼んできたのですが雄蕊が7~10本と沢山あるのでオオヤマツツジなのかしら・・・?それとも・・・黒船躑躅・・・?
躑躅(ツツジ)
ツツジ科 ツツジ属の落葉低木
以前からごく自然に躑躅と云っていた普通の躑躅です。華やかさがないのであまり手を掛けないで育てているのですが、柔らかな藤色の躑躅はチョッと珍しいのかも知れません。そしてこの躑躅も何か名前があると思うのですが・・・解りません・・・?
皐月(サツキ)
ツツジ科 ツツジ属の常緑低木
皐月と躑躅はとっても良く似ていて見分けがつきにくいのです。それもそのはず 『皐月』 は 『躑躅』 の一種で 『サツキツツジ』 を省略した呼び方なのです。でも、一般的に皐月は躑躅より遅く咲き、葉っぱが小さく固くて常緑で良く盆栽にして愛でられています。
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